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1.25m 検測梁・軌間梁・手押し棒で構成される本装置は、組立・分解が簡単でケーブル接続は必要ありません。本体とタブレットPCはBluetooth 無線接続のため完全ケーブルレスとなっています。このため、収納ケースから取り出して5分程度で測定を開始することができます。ケーブル接続不良・コネクタ緩み・ケーブル切断などのトラブルとも無縁です。
「トラックマスターLight」に新採用された新しい軌道検測法は、ジャイロスコープを用いて軌道形状成分による検測梁の挙動を検出し、高低・通り・水準を求めるものです。この新手法によって従来は不可欠であった「高剛性な梁」や「高精度なメカ機構」が不要となり、大幅な小型化・軽量化を実現することができました。
可動部は軌間測定機構のみで、高低・通り・水準に可動部はありません。信頼性、メンテナンス性が高い装置となっています。
測定者が本体から離れて押し棒が降下すると自動的にブレーキが作動する「フェールセーフ機構」を採用しました。測定のため押し棒を上げるとブレーキは自動解除されます。ブレーキ調整は不要であり、レールに直接ブレーキシューを押し当てる構造のため、簡単・確実に装置の逸走を防止できます。