カネコの事業を知る

「鉄道や消防の安全に寄り添う」
カネコの事業を知る
カネコは1951年(昭和26年)、鉄道の保線に使用される計測機器の研究、製造並びに販売を目的として設立しました。今日まで、鉄道関連全般のみならず、一般防災関連の機器開発および設置工事なども行っています。杉並区に本社を構え、日野市には研究所・工場、6つの支店・営業所があります。鉄道関連・防災消防関連の製品をお客様にご提供するための9つの部署から構成されています。
トラックマスターの測定

 

創業当初からの保線の実績や防災等の高い技術

カネコの技術は、電車が安全・安心に走るためのレール計測からスタートしました。以来、今日に至るまで、鉄道施設関係全般のみならず、建設や電気関連の諸計測器、一般防災保安県警の各種警報器類の開発及び同設置工事なども行って参りました。現在では、他社の追随を許さない高い技術力を誇っています。
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保線の実績とレール計測
昭和26年(1951年)に鉄道の保線関係に使用される計測機器の開発をスタートして以来、技術を磨き続けました。計測機器はゲージから始まり、トロリー式で自動化された軌道検測装置(トラックマスター)に続き、今は車両搭載型の軌道モニタリング装置を開発しました。また、曲線整正においての高い技術力が認められていて、各新幹線の建設にも参画しています。
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防災関連機器と防災システム
最近、気候変動により気象災害が発生するリスクが高まっています。カネコでは、雨量計や水位計等の防災関連機器の販売や設置工事の他、設置した機器を遠隔で監視する防災システムの開発や販売を
しています。カネコで販売している防災関連機器は、停電時でも動作するバックアップ機能や異常検知機能(停電・ケーブル断線等)が充実しているのが特徴で、列車の安全運行を支えています。
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消防製品の開発・販売
カネコでは消防ポンプ車等に積載する可搬式投光器を開発、販売してきました。可搬式投光器は発電機につないで検索用に使う投光器で、投光器のケーブルを緊急脱出用のロープとして使えるのが特徴です。
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ゲージゲージを使ったレール測定
ソフト開発雨量計用転倒マスの機器設置
ソフト開発投光器ケーブルを使った救助デモ

 

大規模から中小規模のお客様に合わせて柔軟に対応

カネコは、お客様目線に立った製品開発や改良を行っています。日野研究所には技術本部があり、先端技術室・技術開発部・システム開発部の3部門が鉄道や防災等の製品やソフト作りに日々励んでいます。お客様の運用や規定等に合わせるようにカスタマイズする他、最近は近い将来を見越してお客様の業務効率化や省人化に役立つような機器や、ソフト面からDX化が進むような製品開発をしています。
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軌道モニタリング装置等、分野を横断した開発(先端技術室)
技術開発部やシステム開発部の主力メンバーから人材を出して、車両搭載の軌道モニタリング装置等の最先端の開発を行っています。当社の将来を担う重要な製品やシステムの開発を行っているので、今後の開発にご期待ください。
鉄道測定器や防災機器等の開発(技術開発部)
鉄道測定器や防災機器の開発を日野研究所で行っています。メカ・エレキ・ファームウェアの3チームで製品開発を進めています。鉄道測定器は、列車の安全運行を支えるために測定精度が高く信頼性の厚い製品を開発しています。また、防災機器は、荒天時や停電時にも動作できるようにUPS機能・異常検知機能・ログ機能・落雷対策等のバックアップを充実した製品作りをしています。
計測ソフトや防災システム等の開発(システム開発部)
日野研究所でソフト開発を行っています。鉄道測定器をパソコン等の端末から制御する計測ソフト、雨量計や水位計等の気象防災機器を監視する防災システム、曲線整正用ソフト等の開発を行っています。要望があれば、お客様の運用や規定等に合わせてソフトをカスタマイズします。
技術開発メカ設計開発(技術開発部)
技術開発エレキ設計開発(技術開発部)
ソフト開発ソフト設計開発(システム開発部)

 

自社工場や各拠点から迅速な保守点検が可能

カネコは、東京都日野市の自社工場にて、お客様から預かった測定器等の保守・点検を行っています。自社工場で迅速な対応をするために専用設備を用意しています。また、東京の工事部(日野市)の他に全国6か所に支店営業所があり、計測や防災関連機器等の現場設置や点検・修理を迅速に行っています。
鉄道測定器等の製造やオーバーホール(製造・点検校正・修理)
東京日野市の自社工場で製品を製造しているのはもちろん、お客様から預かった測定器等の保守・点検も行っています。カネコの測定器は、鉄道の安全に寄与していて、軌道等の保守のために、センサの測定精度を誤差の範囲内に維持する必要があります。そのため、年1回の保守点検は非常に重要です。
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全国へ各拠点から機器設置や点検対応(工事部・支店営業所)
東京の工事部(日野市)の他に、全国6か所に支店営業所(札幌、仙台、静岡、名古屋、大阪、九州)を設置しています。工事部や支店営業所には、工事を担うスタッフと車両が待機していて、計測や防災関連機器等の設置や点検をしています。また、当社の計測機器を使って測定業務を行うこともあります。
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レーザ式ホームマスター点検ホーム測定装置の点検校正
各拠点の位置軌道検測装置の点検校正

 

お客様の安全のために

カネコの製品は、様々な場面でお客様の安全のために活躍しています。紹介例は、活躍している製品のほんの一部ですが、身近に感じてもらえるとうれしいです。
 
阪神電気鉄道株式会社様 安全・あんしん・快適 EVERYDAY - 保線編 (ページ画像のみはこちら。
ページの3~5枚目の画像と、動画の冒頭から出てくる木製の測定器(簡易型通り高低測定器(3本ゲージタイプ))が、実際の保線現場で使用されています。
   
東日本旅客鉄道株式会社様 【サービス品質よくするプロジェクト】「安全を支える社員」線路点検編
00:21秒、00:44秒、01:14秒に弊社のデジタル式標準ゲージが出てきます。(動画で使用している製品は以前の型になります)。
【サービス品質よくするプロジェクト】「線路切換工事」編
01:36秒に弊社のデジタル式標準ゲージが出てきます。(動画で使用している製品はひとつ前の型になります)。
01:44秒に弊社の施工基面幅測定装置治具が出てきます。
ポスターギャラリー(サービス品質よくするプロジェクト)
ギャラリー内の「線路切換工事編」ポスターには、弊社の施工基面幅測定治具が映っています。