新幹線建設との関わり②(デジタル化施工)
基準器設置と曲線整正以外にも、デジタル化施工を行うための測定器やシステム開発を行っています。西九州新幹線、北陸新幹線(敦賀延伸)や北海道新幹線の(札幌延伸)では、基準器にはRFIDタグが取付られています。基準器のRFIDタグは、デジタル化施工を行うためにその地点固有の基準器情報と紐づけられています。例えば、デジタル式スラブ敷設ゲージはデジタル化施工に役立っていて、タグリーダーで基準器情報を読み取りながら、スラブ調整を行います。スラブ調整を効率的に行いながら、アナログ式で発生しやすい施工ミスを防止することができます。