橋りょう用傾斜計(IoT傾斜計)

橋りょう等の構造物に設置して1/200(0.286°)傾斜すると警報発信
 

橋りょう用傾斜計(IoT傾斜計)は、鉄道の橋りょう等の傾斜を監視するコンパクトな測定装置です。傾斜計には差動トランスを採用して、二方向の傾斜を高精度で安定した計測ができます。観測データはNTT docomoのセキュリティの高い閉域網を経由してクラウドサーバに集約されます。クラウドソフトからは観測データの閲覧や装置電圧低下、センサケーブル断線等の装置異常の確認が可能です。設定したしきい値を超過した際は高頻度測定(観測モード)に移行し、超過メールの配信や接点出力端子を利用して回転灯を回すことができます。無線通信でAndroid端末から設定やデータ確認が可能なため、設置やメンテナンスの作業性に優れています。

 
橋りょう傾斜計の計測結果(屋外でも温度変化を受けにくい)
  傾斜感知器(橋りょう用)橋りょう用傾斜計(IoT傾斜計)
(センサ部)



橋りょう用傾斜計のサイズ比較

特長

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差動トランスを使用した橋りょう監視用の2軸小型傾斜計、高精度かつ長期安定して測定可能

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列車の振動や厳しい屋外環境に耐えられる高い耐久性で、災害下の橋脚の傾斜を監視

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電源はソーラを使用、通常時は1時間毎にLTE閉域回線を通してクラウドサーバに測定データを送信

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設定したしきい値を超えると観測モードに移行して、10分間隔で測定データを送信

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インターネット経由でクラウド監視、管理値を超過するとメール通報を実施

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クラウド上で測定データの閲覧や装置の状態(電圧低下、ケーブル断線等)を確認可能

橋りょう用傾斜計の設置機器とソフト


製品製造元:
坂田電機株式会社

主な仕様

項目 内容
測定方式 差動トランス
測定範囲 ±1°(2方向)
非直進性 0.5%F.S.(0.01°)以内
温度特性 0.1%/℃(-10~+60℃)以内
測定間隔 通常モード 1時間間隔
観測モード 10分間隔
外形寸法(センサ) (約)Φ110 × H:115.7 mm
質量(センサ) (約)2.9 kg以下 ※センサ本体のみ、ケースは含まず
※製品の仕様は品質向上のため、予告なく変更する場合がございます。

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