トータルステーション

トータルステーションを使って、軌道変位(通り・高低)を自動測定
 

線路下横断等の推進工法、又は軌道近接の山留めによる掘削、杭打ち施工に伴い、軌道に変状の発生することが考えられます。この変状をいち早く捉え、被害を最小限に防いで迅速な管理ができるように、トータルステーションを使って軌道変位(通り・高低)を自動測定します。また、プリズムを両側レールに取り付けることにより水準を測定し、計算により平面性を算出することができます。警報設定値を超えた場合は警報を発信するシステムになっています。軌道内に設置するのはプリズムだけのため、安全に施工および計測ができる他、プリズムを追加すれば他の構造物の変状も測定できるのが特徴です。



※近接工事における軌道の変状計測は、お客様の要望や条件に合わせて、ワイヤー式・トータルステーション・画像式を計画します。お気軽に弊社までお問合せください。

  トータルステーション(架台取付例)

プリズム(レールキャッチ取付例)

プリズム(マクラギ取付例)

特長

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自動追尾トータルステーションを使用、軌道内に立ち入ることなく安全に測定

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軌道計測に用いる10m弦で、通り変位や高低変位を計測

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相対変位に加えて、不動点を基準とした絶対変位も計測可能

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両側レールにプリズムを設置することにより、水準・平面性も計測可能

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周辺構造物(鋼矢板の土留壁等)の変位も、プリズムを追加することにより測定可能

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軌道に設置するのはプリズムのみ、少ない軌道内作業で施工が完了

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警報値に達すると、回転灯や警報音でお知らせ ※警報値は任意に設定可能

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自動通報応答装置やネットワークと組合わすことにより、メールや電話で通報可能

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