軌道変位モニタリング装置

車両の床下に搭載可能な非接触式の小型軌道変位モニタリング装置
 

軌道変位モニタリング装置は、車両床下に搭載した非接触式の測定装置で軌道変位等を測定します。車両が走行する度に自動測定が行われ、営業列車に搭載した場合、高頻度の測定が可能です。軌道変位モニタリング装置で測定したデータは、無線通信でデータ処理ソフトが入ったサーバに自動転送され、軌道変位・距離補正・超過判定等のデータ処理を行います。データ処理された測定データや警報等は、事務所にあるデータ表示ソフトに送られ、閲覧することが可能です。

データ表示ソフト画面例(検測波形表示・レール摩耗詳細)
  軌道変位モニタリング装置

軌道変位モニタリング装置
軌道変位モニタリング装置
(測定装置・上/搭載写真・下)

特長

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車両床下に搭載した非接触式の小型測定装置で軌道変位や列車動揺等を測定

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測定データは無線通信によりデータ処理ソフトが入ったサーバへ自動転送

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測定値データが基準値を超過した場合は警報を発令(即日)

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軌道検測車の代替も可能で、軌道検測コストや作業負担を大幅に軽減

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営業列車に搭載した場合、高頻度な軌道検測が可能
※軌道管理を状態監視保全(CBM)へ転換

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ハードウェア、波形表示ソフトウェア、サーバ構成等はカスタマイズ可能

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外部のデータ解析システムとの連携も可能

軌道変位モニタリング装置のシステム構成と軌道変位算出

主な仕様

種類 内容
測定項目 軌道変位 通り(左・右)、高低(左・右)・軌間・水準・平面性
レール摩耗量 垂直・GC45度・水平
その他 速度・動揺(上下・左右)
対応軌間 G=1067、1435
測定速度 0~130km/h以下

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