トラックマスターLight

小型・軽量・高精度な軌道用検測機器
 

KS5780シリーズの「トラックマスターLight」は、大幅な軽量化(13kg)を実現した、小型・軽量・高精度な小型軌道用検測機器です。ケーブルレス分割構造で、運搬・組み立て・分割がとても簡単です。測定中は無線接続されたタブレットPC に、キロ程・速度・高低(左右)・通り(左右)・水準・軌間・平面性データがリアルタイム表示(数値・チャート)されます。検測梁は1.25mとコンパクトですが、従来機同様、高精度な検測が可能です。これらトラックマスターLightの優れた特長は、ジャイロスコープが検出した軌道形状成分を演算処理する新しい軌道検測法によるものです。

 
トラックマスターLight

特長

組立・分解が簡単で機動性に優れる

1.25m 検測梁・軌間梁・手押し棒で構成される本装置は、組立・分解が簡単でケーブル接続は必要ありません。本体とタブレットPCはBluetooth 無線接続のため完全ケーブルレスとなっています。このため、収納ケースから取り出して5分程度で測定を開始することができます。ケーブル接続不良・コネクタ緩み・ケーブル切断などのトラブルとも無縁です。

小型・軽量化

「トラックマスターLight」に新採用された新しい軌道検測法は、ジャイロスコープを用いて軌道形状成分による検測梁の挙動を検出し、高低・通り・水準を求めるものです。この新手法によって従来は不可欠であった「高剛性な梁」や「高精度なメカ機構」が不要となり、大幅な小型化・軽量化を実現することができました。

可動部が少なく信頼性向上

可動部は軌間測定機構のみで、高低・通り・水準に可動部はありません。信頼性、メンテナンス性が高い装置となっています。

新機構の逸走防止ブレーキ

測定者が本体から離れて押し棒が降下すると自動的にブレーキが作動する「フェールセーフ機構」を採用しました。測定のため押し棒を上げるとブレーキは自動解除されます。ブレーキ調整は不要であり、レールに直接ブレーキシューを押し当てる構造のため、簡単・確実に装置の逸走を防止できます。

トラックマスターLightの測定風景

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