KS5630A レーザ式大通測定器は、軌道変位測定における「通り測定」は、主に10m弦測定により管理していますが、10m弦測定では、波長の長い変位を捉えることが出来なく、列車動揺の大きな箇所の測定、通り直しが困難でした。長い波長を測定する場合、従来の糸を張っての測定では、セットが困難な上、糸のたわみ、風の影響等が、測定精度を極端に低下させてしまいました。
本測定器は、レーザ光による測定を可能としたため波長の長い変位に対して、測定誤差を最小限にすることをかのうとし、正確な測定をすることが出来ます。