レーザ式建築限界離れ測定器

軌間中心から測定対象物までの「斜距離」と「角度」を測定する事が出来ます。
 

KS5201-AT レーザ式建築限界離れ測定器は、レーザ距離計を利用して軌道近接構造物の「離れ」と「高さ」を測定する装置です。

レーザ距離計にて、軌間中心から測定対象物までの「斜距離」と「角度」を測定することで、三角関数を用い、水平距離※1「離れ」と垂直距離※1「高さ」 を知ることができます。Excelを活用し、事前に計算式を設定しておくことで、測定値を入力することで、離れ・高さを自動演算させることもできます。

 
 

特長

icon  

軌道近接構造物の設置時に、建築限界との余裕距離を簡易に確認出来ます。

icon  

特にトンネル壁面に設置した機器や架台の建築限界余裕の測定に有効です。

icon  

レーザ距離計がレール頭面より高い位置にあるため、軌間内設置物(地上子や軌道変位計)に支障しないで測定が可能です。

icon  

回転ステージにより、レーザをピンポイントで測定位置に照射することが可能です。

icon  

デジタル標準ゲージに付加するアタッチメントなので、標準ゲージとしても利用可能です。

   ※ レーザ距離計で計測する角度は、カントがある場合でも水平からの角度です。
   ※ レーザ距離計の基準点はレール頭から110mmの位置ですので、計算した高さに110mmを加算する必要があります。
   ※ レーザ距離計の基準点は、測定対象側レール内面から533.5mm(軌間1067の場合)です。
より正確な離れを演算する場合は、スラッグの1/2を加算する必要があります。

 レーザ式建築限界離れ測定器センサー部
※写真はKS5100-ATのものになります。

詳細はこちらから

お問い合わせフォーム